Q&A

  1. 会員の方が亡くなった後、遺族はどうしたらよいのか?
  2. まずは通夜や葬儀などをされるかどうか、ご検討下さい。献体は急を要するものではありません。日程が決まりましたら、下記の番号にご連絡ください。平日と休日・夜間では電話番号が異なりますので、ご注意ください。また準備をしていただきたいものがございますので、それらを用意する時間も含めてお迎えにあがる時間を決めさせていただきます。

    平日(月曜日~金曜日)8時30分~17時15分
    電話番号024-547-1114(神経解剖・発生学講座内)
    土・日・祝日・夜間(上記以外の時間帯)
    電話番号024-547-1111(大学代表電話・医学部警備員室)

    【準備していただくもの】
    ・死亡診断書のコピー
    ・埋火葬許可証(本籍地、現住所地、死亡地の役所で発行されます)
    ・印鑑(認印)

  3. 葬儀をするけど、棺は持ってきてくれないのか?
  4. 通夜や葬儀をされる際には、ご遺族様の負担で棺をご用意ください。あらかじめ棺を持参することはできません。通夜や葬儀をせずに直接大学へ献体される場合には、棺を持参いたします。

  5. 現在一人暮らしであり、家族・親族は遠方に住んでいるため、すぐには来てくれないと思うがどうしたらよいか?
  6. 献体していただくにはご家族様・ご親族様などに立ち会っていただく必要がございます。そのため、普段から同意された方々と連絡を密に取り合っていただければと思います。またかかりつけの病院、入所されている施設などの協力が必要となってまいりますので、福島医大に献体登録している旨をあらかじめお伝えください。

  7. 会員が亡くなった際、家族・親族が遠方から来るので、それまでどこかに安置してほしいがどうしたらよいか?
  8. 病院や葬儀社などと相談して決めてください。その際の安置費用などはご遺族様の負担となります。

  9. 旅先で亡くなった場合はどうしたらよいか?
  10. こちらからお迎えにあがることはできませんので、お近くの大学に問い合わせてみます。可能であれば、近くの大学に献体をしていただけます。しかしながら大学によって事情が異なりますので、献体できないケースもございます。またご遺族様の負担で搬送していただけるなら、こちらでお受けいたします

  11. 都合で県外に引っ越すので、引っ越し先の近隣の大学に献体登録したいがどうしたらよいか?
  12. お引っ越し先住所の近隣にある大学に、こちらで問い合わせてみます。まずはこちらの事務局にお問い合わせください。大学により献体登録の事情が異なりますので、場合によっては引っ越し先の大学では登録できない可能性もございます。

  13. 志らぎく会に登録しているから福島医大病院に優先的に入院させてほしい。
  14. できません。志らぎく会とは、無条件・無報酬の精神で福島医大に献体をしていただくために登録されている方たちの集まりですので、ご理解ください。

  15. 志らぎく会を退会したいがどうしたらよいか?
  16. お電話か、お手紙などで退会の意志をお伝えください。後日、退会完了のお手紙をお送りいたします。

  17. 会員が亡くなった後、献体を辞退したい場合は、どうすればよいか?
  18. お電話か、お手紙で献体を辞退する旨をご連絡ください。

  19. 志らぎく会入会時に同意してくれた家族・親族が他界してしまい、身寄りが全くなくなってしまった場合はどうしたらよいか?
  20. 甥御様や姪御様などがいらっしゃればその方たちに立ち会っていただきます。そのような方も全くいらっしゃらない場合は、献体をお断りすることもございます。まずは事務局へご相談ください。

  21. 解剖をした結果などは、遺族に教えてもらえるのか?
  22. お教えすることはできません。身体の構造を理解するために解剖させていただきますので、その様子や手術などをされた際の、その後の状況などをお答えすることはできません。

  23. 献体は自分の意志であり、他の家族や・親族は反対しているが登録できないのか?
  24. 献体は、本人の意志も重要ですが、実際に献体を遂行していただくためには、残された家族・親族の方々の手によってなされます。そのため、必ず、登録していただく際には、家族・親族の同意を得てください。

  25. 現在、本人は意識がない(もしくは認知症などである)が、以前から献体を希望していた。だから献体登録してあげたいが、どうしたらよいか?
  26. 献体登録していただく際には、ご本人様の意志確認が重要となってまいります。ご本人様の意識がないのであれば、献体登録することができません。

  27. 献体した後のご遺体はどのように処置・保管されるのか?
  28. 献体をお受けした後、ご遺体が傷まないよう太腿の血管からホルマリンを含む液を注入します。その後、ご遺体内のホルマリン濃度を薄めるために、アルコールの槽に浸します。この工程はホルマリンが劇物の薬品であり、少しでも学生や医師に影響がないようにするための処置です。数か月浸した後、ご遺体用のロッカーに 1 体ずつ保管されます。

  29. 近年、ご遺体が傷まない処置(エンバーミング)をして葬儀をするケースも増えてきているが、そのような処置を施したご遺体でも献体できるのか?
  30. できます。ご献体をしていただいた後も、エンバーミングに似た処置をするので、問題はないと考えております。

※その他についてのご質問は、お問い合わせフォームまたはお電話で承ります。